ファクタリングとは?ファクタリングの仕組みを図解で解説

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ファクタリング会社は全国で非常にたくさんの数があり、中には悪質なファクタリング会社や、ファクタリング会社に扮した闇金業者も存在します。

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ファクタリングとは?ファクタリングの図解・スキーム図

「ファクタリングって何?」・「なぜファクタリングが必要なの?」・「ファクタリングの内容を教えてほしい」という方のために、ファクタリングをスキーム図と共に紹介して行きます。

ファクタリングは経済産業省も使用を推奨しており、市場が増えている業界です。

 

ファクタリングは違法ではなく合法の資金調達方法

「ファクタリングって大丈夫?」・「ファクタリングって闇金じゃないの?」・「ファクタリングはマネロン(マネーロンダリング)」という方がいます。

確かに悪質な闇金業者がファクタリングを謳いながら貸付を行なっている現状もあります。

しかし、ファクタリングは海外でも一般的に使われている資金調達方法の一つで、日本でも認められています。

上で紹介しましたが、ファクタリングは経済産業省でも認められた「売掛債権の利用促進」の一つでもあり、売掛債権の有効利用が日本国内で求められています。

 

ファクタリングの仕組み

ファクタリングは売掛債権を売却する資金調達方法(概要説明)

ファクタリングは取引先への売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却することによって、売掛金を早期に手に入れることが目的です。

ファクタリング会社は利用者(仕入先企業)の売掛債権を手数料を引いた額で買取り、後から売掛先からの売掛金を回収して利益を得ています。

ファクタリングは早くて即日~3日程度で売掛金を前払いで現金化できます。

売掛金を早期に手に入れることによって、他の支払いに使ったり資金を回すことが出来ます。

売掛金は「商品納入後・サービス提供後の金銭債権」が対象となり、不良債権の買取りはファクタリング会社から拒否されます。

 

日本国内の売掛債権は75兆円もあり、ほとんどが未活用

日本国内の売掛金(売掛債権)は75兆円もあり、国家予算に匹敵する金額を誇ります。

しかし、売掛債権のほとんどは未活用のまま眠っています。

アメリカでは売掛債権の15%ほどが証券化して利用されていますが、日本ではわずか1.7%しか利用されていません。

アメリカではファクタリングは一般的に使われていますが、日本ではファクタリングはまだ浸透していない資金調達方法です。

海外では日本より売掛債権の利用は活発で、日本でも売掛債権を早期に現金化して利用されるのが望まれています。

 

経済産業省でもファクタリングの利用が促進されている

売掛債権の利用促進について

経済産業省中小企業庁では、中小企業者が不動産担保に過度に依存せずに資金調達ができるよう、売掛債権担保融資保証制度を創設し、普及を進めています。
売掛債権担保融資保証制度は、売掛債権を担保とした中小企業者の借入について信用保証協会が保証を行うものです。

経済産業省 売掛債権の利用促進について

経済産業省中小企業庁では「売掛債権の利用」が促進されています。

「売掛債権の利用促進」ですので、ファクタリングに限らず「売掛債権担保融資(ABL)」や「手形割引」なども含まれています。

 

ファクタリングは節税しながら手元資金を増やす効果

ファクタリングは融資ではなく「売掛債権の買取り」となります。

そのため有利子負債にならず、貸借対照表に計上されません。

「負債の部」を増やすことなく資金調達することができ、売掛金が圧縮されることにより貸借対照表のスリム化が実現できます。

貸借対照表をスリム化することにより、銀行融資などをより有利な条件で資金調達することも可能になります。

また、ファクタリングの手数料は会計処理の勘定科目で「売掛債権売却損」となります。

損金として帳簿に計上できるため、節税効果もあります。

 

ファクタリングは英語で「代理人」の意味

ファクタリング(factoring)の語源は、別名、ファクター(factor)から派生した言葉で、ファクターには日本語で「要素・要因・因子」という意味があります。

「少子化対策は景気回復の重要なファクターだ」というような使い方をします。

ただ、ファクタリングのファクターは「代理人」という意味が由来で使われており、「売掛債権買取の代理人」という意味で使われています。

 

ファクタリングの歴史はイギリスやアメリカでは長いが日本では短い

日本でのファクタリングの歴史は浅く、1970年頃から広がって来ます。

しかし、世界で見るファクタリングの歴史は長く、1600年代からイギリス・アメリカ間で使われるようになって行きます。

 

ファクタリングは1600年代にイギリス~アメリカ貿易で大きく普及して行く

ファクタリングの歴史はイギリスやアメリカでは長く、1600年代に遡ります。

(1300年代にもイギリスやユダヤなどで衣料商人や交易人の間で行われていたようです)

1600年代のアメリカ植民地時代に、イギリス・アメリカ間は大西洋を渡っての貿易で使われていました。

アメリカからイギリスに出荷された「木材・たばこ・綿」などの原材料の前払いを求めて「請求書による資金調達(インボイスファイナンス)」を使い始めました。

ファクタリングは「貿易保証+前払い」として世界的に使われ始め、世界的に広がりを見せて行きます。

 

1800年代~現在の請求書を使ったノンリコース型のファクタリングになって行く

1800年代の産業革命時代もファクタリングはノンリコース(償還請求権なし)として人気を集め、資金調達の選択肢として広がって行きます。

1900年代も繊維業界を中心として「原材料を調達し続ける手段」として請求書を使ったファクタリングが使われるようになりました。

この頃からアメリカの銀行がファクタリングに注目してファクタリングサービスを開始して行きます。

融資の規制が厳しくなると、調達しやすいファクタリングがビジネス業界全体で一般的になって行きました。

 

日本ではファクタリングは1970年代頃から始まる

日本では元々「手形」を使った支払い方法が一般的でした。

手形は支払側として「支払いサイトを遅らせることが出来る」メリットがあり、受取側は「手形割引を使えば早期に現金化出来る」というメリットがあります。

しかし、1991年のバブル経済の崩壊後、手形の信用力が徐々に弱まって行きます。

インターネットが普及して来ると銀行もでんさい(電子記録債権)を採用するようになり、手形の代わりにでんさいを使った支払いが進んでいます。

ファクタリングは2000年に入ってから民間会社が次々と誕生し、銀行やノンバンクもファクタリングサービスを始めています。

以前は闇金業者がファクタリングと言いながら高金利融資をしたり、分割支払いをさせて手数料を取ったりしましたが、そのような闇金業者も減りつつあります。

まだまだ闇金業者や悪質なファクタリング会社も一部残っていますが、多くは優良企業が多いです。

 

ファクタリングの市場規模(日本国内)

【単位:100万ドル】

世界順位国内ファクタリング国際ファクタリング合計
16位43,75897544,733

【単位:100万ドル】

2011201220132014201520162017
111,24597,21077,25551,07254,18449,46637,284

日本では国内のファクタリング(売掛債権ファクタリングや医療ファクタリングなど)が多く、国際ファクタリングは利用額がかなり少ないです。

日本は貿易額の多い国ですが、国際ファクタリングよりも信用状取引(L/C)を使うことが多いのが理由でしょう。

2011年から見ると、全体的にファクタリングの市場規模が小さくなっているようです。

 

日本国内でのファクタリングを利用する業種

業種シェア
建設業33.1%
サービス業22.0%
卸売業12.7%
情報通信業12.7%
製造業10.2%
運送業4.2%
飲食業・宿泊業1.7%
医療・福祉業0.8%
教育業0.8%
金融・保険業0.8%
不動産業0.8%

ファクタリングの利用業種を見ると「建設業」が一番多く、全体の3分の1が建設業が占めています。

建設業は小さい会社や個人事業主が多いですが、1件あたりの売掛金が大きいです。

建設業は現地工事もあり支払いまでの期間が長くなりがちのため、ファクタリング利用が非常に多いです。

2位のサービス業は派遣業やコンサル業が多いです。

3位の卸売業は支払いサイトが長くなりがちのため、ファクタリング利用が多いです。

 

ファクタリングの統計情報と市場規模(世界推移)マーケット

世界のファクタリング市場はFCI(Factors Chain international)というオランダにあるファクタリング会社を統括する組織があります。

世界のファクタリング市場について見て行きましょう。

FCI(Factors Chain international)

【単位:100万ドル】

国名国内ファクタリング国際ファクタリング合計
中国408,81277,751486,563
イギリス350,14238,905389,047
フランス257,35291,553348,905
ドイツ192,75086,121278,871
イタリア204,26069,800274,060
スペイン137,05238,469175,521
オランダ86,11021,528107,638
アメリカ88,78515,597104,383
ベルギー83,39016683,555
ブラジル60,38212660,508
台湾20,53238,91659,448
オーストラリア57,1681257,180
香港14,55641,76756,323
ポーランド42,20110,95153,151
シンガポール30,35522,43652,791
日本43,75897544,733
トルコ33,5947,88941,483
ロシア40,01752740,544
ポルトガル27,2845,12032,404
アイルランド29,6551,89331,548
フィンランド26,3962,40028,795
メキシコ27,41755627,972
チリ22,1545,14827,303
ノルウェー24,0363,17827,214
オーストリア16,6928,61325,305
スウェーデン23,38672324,109
南アフリカ共和国20,4795820,537
デンマーク9,9947,94017,935
ギリシャ13,4102,36815,779
韓国9,3526,35815,710
ペルー11,62549912,124
コロンビア8,2659199,184
チェコ4,6582,6867,344
ハンガリー5,9818946,875
タイ6,5391806,719
カナダ5,7317386,469
ルーマニア4,4001,0715,471
インド4,6105125,122
アラブ首長国連邦3,8399604,799
スイス4,499984,598
モロッコ3,8082404,048
イスラエル3,5094443,953
リトアニア1,4402,1603,599
ブルガリア2,3371,1653,502
キプロス3,359363,395
エストニア2,4785162,994
アルゼンチン2,713252,738
マレーシア1,5843961,980
スロバキア1,964111,975
クロアチア1,3442641,608
スロベニア1,2002401,440
ラトビア480384864
ベトナム480360840
インドネシア8162818
レバノン7931794
セルビア66658723
エジプト44061502
マルタ120300420
チュニジア38819407
ルクセンブルク407407
ウクライナ3531354
ベラルーシ26436300
コスタリカ2761277
ケニア23226258
モーリシャス2446250
ドミニカ共和国14528173
アルメニア6084144
スリランカ12019139
カザフスタン127127
ウルグアイ10216118
アゼルバイジャン73578
カタール7474
ボリビア322053
ホンジュラス201232
ジョージア28230
モルドバ44
世界合計2,494,094623,3443,117,437

FCIのデータを見ると、1位が中国、2位がイギリス、3位がフランスとなり、アメリカは8位、日本は16位となります。

以前は1位がイギリスでファクタリング大国ですが、ついに中国に抜かれてしまいました。

中国は以前まで現金主義でしたが、景気後退もあり、ファクタリングを使うことが多くなってきました。

ファクタリングを使う国は、イギリスを始め、ユーロ圏やアメリカ、その他、貿易を積極的にしている島国で使われることが多いです。

 

ファクタリングの世界取引高の増減

【単位:100万ドル】

国名2011201220132014201520162017
中国273,690343,759378,128406,102352,879301,635405,537
イギリス268,080291,200308,096350,622376,571326,878324,260
フランス174,580186,494200,459226,598248,193268,160290,803
ドイツ158,034157,420171,290189,880209,001216,878232,431
イタリア175,182181,878178,002183,004190,488208,642228,421
スペイン122,125124,036116,546112,976115,220130,656146,292
オランダ46,00050,00052,00053,37865,69882,84889,713
アメリカ105,00077,54383,73997,67095,00089,46387,000
ベルギー38,20442,35247,68455,37461,16962,84669,641
ブラジル45,62343,62731,55231,78228,96545,37950,432
台湾79,80070,00073,00056,68052,69347,18949,548
オーストラリア57,49149,60640,20642,29041,76147,65847,658
香港17,38829,34432,25030,80033,42542,67646,945
ポーランド17,90024,51031,58833,49735,02039,39644,300
シンガポール6,6708,6709,97037,84038,90040,50044,000
日本111,24597,21077,25551,07254,18449,46637,284
トルコ30,86931,70232,03641,22939,31035,08534,575
ロシア21,17435,17641,96029,17023,33228,00433,792
ポルトガル27,87922,94822,30321,40422,92124,51727,008
アイルランド18,33019,95621,20625,47625,97823,95226,294
フィンランド13,00017,00017,69920,55423,09522,00024,000
メキシコ21,07426,13028,06125,48619,29122,51023,314
チリ21,50024,00025,50024,85022,30025,05022,756
ノルウェー16,39518,11516,29617,18218,47621,86722,682
オーストリア8,98610,96914,11016,40018,26419,62121,091
スウェーデン29,25933,14930,54428,29026,07820,48120,094
南アフリカ共和国21,37821,37819,40015,89814,67216,29117,117
デンマーク9,1608,8008,93210,46312,60613,23714,948
ギリシャ14,73112,76112,09413,01712,86912,78213,151
韓国8,0878,00012,34312,71313,09414,14213,094
ペルー2,4612,3108,1638,2931,4751,55010,105
コロンビア4,9904,5627,0768,98510,3337,6307,655
チェコ5,1155,1965,3025,9125,0644,8486,121
ハンガリー2,8172,6762,6612,8273,7793,6355,730
タイ3,0804,3393,3484,1444,4145,3005,600
カナダ5,2847,1005,6805,8315,5305,6095,392
ルーマニア2,5822,9202,7132,7003,6514,0374,560
インド2,8003,6505,2404,3403,7003,8814,269
アラブ首長国連邦1,7502,9003,5005,0205,3503,8314,000
スイス3,4503,0003,1003,8323,8323,8323,832
モロッコ1,4061,8442,7554,2002,7082,7083,374
イスラエル1,6501,4221,0603,0002,1083,0803,295
リトアニア2,1342,4882,7635,5503,1503,1003,000
ブルガリア1,0101,5001,6001,7281,8201,9472,919
キプロス3,7583,3502,8232,6712,4142,9252,830
エストニア1,1641,8771,8992,0102,0102,4952,495
アルゼンチン4756148561,2991,5511,8912,282
マレーシア1,0501,7821,7821,7823301,5271,650
スロバキア1,1711,0241,0681,0361,0361,6461,646
クロアチア2,2692,2693,1462,4982,8852,8251,340
スロベニア5506506265633291,0001,200
ラトビア371542592680867867720
ベトナム6761100100335658700
インドネシア33819810682682682
レバノン327301352416508610662
セルビア926950679306445555603
エジプト200220450435537550418
マルタ200240178296275275350
ルクセンブルク180299407339339339339
チュニジア340357373355354373339
ウクライナ9551,2331,3401,035442295295
ベラルーシ320330250
コスタリカ301801152,3372,710231231
ケニア215215215
モーリシャス127128145206235256208
ドミニカ共和国144
アルメニア140627075100120
スリランカ38116116116
カザフスタン106106106
ウルグアイ615870908498
アゼルバイジャン135665
カタール75758862626262
ボリビア35353122444444
ホンジュラス222727
ジョージア05141425
モルドバ1317173
カリブ諸島450
世界合計2,014,9782,132,1862,208,3722,347,5132,367,7902,375,9672,598,298

世界のファクタリング市場は増加傾向にあり、7年前と比べて25%も増えています。

特に中国の成長が著しく、7年前と比べて50%増となっています。

2位のイギリス、3位フランスなど、上位の国も全体的にファクタリング金額は増えています。

これからも増えて行きそうです。

 

ファクタリングの世界で使われている種類

【単位:100万ドル】

国名2011201220132014201520162017
インボイスディスカウント361,647398,897456,181359,946339,203351,055363,866
リコースファクタリング346,630403,552468,777427,305330,060249,035277,478
ノンリコースファクタリング429,210464,291475,980446,576474,903506,434574,272
代金決済33,71236,63543,33748,15163,09949,96449,031
国内ファクタリング合計1,171,1981,303,3751,444,2751,281,9781,207,2651,156,4871,324,648
輸出ファクタリング211,162253,907302,658290,990285,533270,020350,831
輸入ファクタリング40,09248,39869,67464,90372,81366,77766,541
輸出インボイスディスカウント66,170112,288120,694106,839105,890113,710127,304
国際ファクタリング合計317,425414,592493,025462,733464,236450,507550,071
世界合計2,610,8442,811,3463,078,5052,817,2632,588,1822,500,7063,117,437

ファクタリングの種類を見ると、国内ファクタリングも増えていますが、国際ファクタリングが大きく成長しています。

国内ファクタリングではリコースファクタリング(償還請求権あり)が減っていて、ノンリコースファクタリング(償還請求権なし)が増えています。

「償還請求権あり」はファクタリング会社はリスクを負っていなく、ファクタリングではなく「譲渡担保融資」となります。

今後は「償還請求権なし」のノンリコースファクタリングが世界的に増えて行きそうです。

 

ファクタリング業界の動向

ファクタリングは経済産業省中小企業庁から「売掛債権の利用促進について」として推進されています。

イギリスやアメリカでは有効な資金調達手段として発展しているため、日本でも今後は少しづつシェアを伸ばして行くのが予想されます。

今は「売掛先に知られたくない」という理由から2社間ファクタリングが主流となっています。

それは売掛先に知られたら「資金繰りが悪い会社かもしれない」と勘繰られる可能性があるからです。

しかし、ファクタリングの知名度が上がり、ファクタリングを利用することが悪くないと一般的に知られれば、3社間ファクタリングも増えて行きます。

3社間ファクタリングは手数料も安く、安定的な資金調達手段となります。

「売掛債権の未活用」が問題となっていますが、3社間ファクタリングが増えて行けば売掛債権を有効利用でき、経済がより良くなると考えられます。

 

ファクタリングに関する論文や公式資料

ファクタリングについては様々な論文が出ています。

大学などでの研究としてファクタリングが取り上げられていますが、まだまだファクタリングの知名度が低いことが分かります。

公式な資料としては、経済産業省の「売掛債権の利用促進について」や日本ファクタリング業協会という「ファクタリング業界の自主規制団体」があります。

ファクタリングに関する論文

藤村和夫 ファクタリングの展開

大阪大学 中小企業金融としてのファクタリング取引

福山市立大学 中小企業における資金調達について

ファクタリングに関する公式資料

経済産業省 売掛債権の利用促進について

一般社団法人 日本ファクタリング業協会

 

ファクタリングをwikiで検索すると

ファクタリングをWikipediaで検索すると以下の内容となります。

ファクタリング (factoring) とは、他人が有する売掛債権を買い取って、その債権の回収を行う金融サービスを指す。

 
概要
債務者は、支払の猶予(3ヶ月〜6ヶ月)を求めて、債権者に約束手形を発行することが商取引の慣習であった。債権者は必要に応じて、受け取った約束手形を金融機関に換金(これを手形割引という)もしくは他の取引先への支払のために手形を譲渡する(これを手形の裏書という)のである。

ファクタリングでは、債務者が支払代行システムを構築したファクタリング業者と契約し、債権者がシステムへの参加についてファクタリング業者と契約する。

債権債務の発生後、債権は原債権者からファクタリング業者に譲渡され、ファクタリング業者は、債務者からは決済期日に債務の満額を徴収し、債権者には、償還満期日前ならば満額から決められた率で割引いた額を支払い、償還満期日到来以降であれば債権額面の満額(もしくは極めて満額に近い額)を支払うのである。

ファクタリング業者が信託銀行などの場合、システムに参加している債権者から、ファクタリング業者が売掛債権の信託を受け、従来の債務者からの約束手形の発行に代えて、契約上にてファクタリング業者が信託受益権を債権者へ交付する。信託受益権は、一般的な都市銀行に償還満期日前に譲渡すること(手形割引と同等)が可能である。

 
手形との比較
上述の裏書に関して、手形の場合は、不渡リスク(貸倒リスク)は転嫁できないのが一般的である。これとは異なり、ファクタリングにおいては、ファクタリングシステムへの参加契約を結んだ相手にしか譲渡できない。その際、売掛債権を保証等を付さない形で譲渡するため、貸倒リスクを譲受人であるファクタリング業者が負担するのである。

 
メリット
A.ファクタリング業者は手形割引時に債権者に支払った金額と、債務者から徴収した債権の額面との差額で利鞘を得る。また、債権者・債務者双方からシステムへの参加料を徴収する。

B.債権者側は、手形と同様に割引(期日前に利息を差し引いて支払ってもらうこと)をファクタリング業者にしてもらうことが可能であり、かつ支払猶予期間の貸倒リスクをファクタリング業者に転嫁することができる。また、債権回収コスト(領収書発行が不要なため、印紙代や送付時の切手代が不要)も削減できる。

C.債務者側は、事務負担の軽減により、手形の発行コストを削減できる(人件費・印紙代)。債権者へは、債務者・ファクタリング業者双方から、支払日・割引可能日を連絡(FAXや手紙)するだけである。

債権者・債務者双方に共通するメリットとして、手形紛失・盗難のリスクが軽減されることが挙げられる。債権者が手形を無くしたからといって、本当に支払わなければ、相手が倒産する可能性もあり、二重払いをせざるをえない場合もある。 それに比べファクタリングでは、上記のFAXや手紙に金銭的価値は無く、債権者(譲渡された者も)はシステムへの参加契約を結び、かつ事前にファクタリング業者に報告された者でなければ、金銭化ができないのである。

 
デメリット
A.ファクタリング業者は支払代行者として、貸倒リスクを背負うことになる。そのため、債務者とは契約に財務体質の悪化などの理由(ex.三期連続営業赤字や決済口座の預金額の減少など)で一方的に支払代行を解除できる条件を入れるのが一般的である。

B.債権者側は、自身のメインバンクとの間に、ファクタリングの割引率より低率な手形割引契約を結んでいた場合には、損をすることになる。相手先の与信力が高ければ、裏書手続きに手間がかからない手形の方に魅力を感じる場合もある。また、ファクタリング業者自体が破綻した場合に、債務者に支払を求めることが原則できない。

C.債務者側は、ファクタリング業者へ支払代行手数料を払っているが、通常、その金額は従来の手形の発行コストよりも高い。ファクタリング業者は貸倒を恐れ、金額を高く設定しているからである。

ファクタリング Wikipedia

 

ファクタリングの動画

30秒で分かるファクタリング by OLTA

YouTubeなどの動画サイトでもファクタリングについて配信されています。

資金調達ガイド、ファクタリング会社のビートレーディングなど、ファクタリングのインタビュー動画などもあります。

ぜひ参考に見てみましょう。

YouTubeでファクタリング動画を見る

 

ファクタリングは売掛債権の売買のため貸金業ではない

ファクタリングは「売掛債権の売却」となり、貸金業ではありません。

しかし、日本のイメージはファクタリングは貸金業だと思っている人が多いようです。

理由は闇金業者がファクタリングと言いながら貸金業を行なっているからです。

あくまでファクタリングは「売掛金をファクタリング会社に売って、売掛金を先に支払ってもらう」サービスとなります。

 

ファクタリングは貸金業でないため金融庁の許認可や登録・免許・ライセンスがいらない

ファクタリングは貸金業ではないため、金融庁の許認可や登録・免許・ライセンスが必要ありません。

(融資などの貸金業には「貸金業法」という法律があります)

ファクタリングは法的性質がないため、どんな人でもファクタリング事業を行なうことが出来ます。

そのため優良なファクタリング会社もあれば、悪質なファクタリング会社も存在しています。

今のところ、ファクタリングについての法律はありませんが、一般社団法人のファクタリング業協会という「自主規制機関」があります。

 

ファクタリングに関する法律はないため、設定が自由

ファクタリングは法律の規制がないため、手数料の設定は自由に行うことができます。

そのため、手数料が非常に高くても法律的に罰せられることはありません。

ファクタリングを利用する際は、手数料についてしっかりと話を聞いてから決めるようにしましょう。

(悪質な業者の場合はヤミ金融対策法の対象になる可能性があります)

 

ファクタリングを年利で計算すると、銀行融資よりも高い

ファクタリングは融資と比べると手数料が非常に高く、年利で計算すると120%~360%ほどになります。

(手数料10%~30%を1ヶ月と見立てた場合)

年利計算をすると、「ファクタリングは詐欺だ!」と思うかもしれません。

しかし、ファクタリングは「売掛先の倒産リスク」もあり、また債権譲渡登記の手続きで5万円前後の費用が必要になります。

売掛金の金額が低い場合は、債権譲渡登記の費用もあり、手数料は割高になります。

調達資金額が大きくなれば、手続きに必要な費用も割安になるため、年利計算でも安くなって行きます。

短期プライムレートは年利1.5%~2%ですので、ファクタリング手数料がいかに高いかが分かります。

 

ファクタリングは法人だけでなく個人事業主も使える

ファクタリングは法人だけでなく、個人事業主も利用することが可能です。

(ただし、ファクタリング会社によって異なり、個人事業主が利用できないファクタリング会社もあります)

個人事業主が利用できるのは「審査対象は売掛先の割合が大きい」ためです。

売掛先は「法人のみ」となり、個人事業主が売掛先の場合は利用することができません。

 

ファクタリングでの資金調達は30万円~3億円ほど

ファクタリングの利用額は、最低金額「30万円~50万円」ほど、最高金額で「1000万円~3億円」ほどとなり、ファクタリング会社によって大きく異なります。

30万円~500万円の小口専門ファクタリング会社もありますし、100万円~1億円の大口が得意なファクタリング会社もあります。

最低金額10万円からやっているファクタリング会社もありますが、2社間の場合、債権譲渡登記の費用が5万円前後かかります。

その場合、手数料の割合が非常に大きくなるため、手元に残る資金が非常に少なってしまいます。

30万円未満の超小口資金調達は、ファクタリングではなくビジネスローンなどを使うようにしましょう。

 

ファクタリングには担保や保証人は必要なく資金調達できる

ファクタリングは融資ではなく「売掛債権の売却」となります。

売却となるため、担保や保証人は必要ありません。

ただ、「掛け目」が存在し、100万円の売掛金の売却でも80万円~95万円ほどしか資金調達できず、残りの5万円~20万円は売掛金の返済後に支払われます。

ファクタリングの掛け目は一種の担保となっています。

 

ファクタリングは赤字決算でも税金未納でもOK

これはファクタリング会社によって異なりますが、赤字決算でも税金未納でもファクタリングを利用できる会社が多いです。

理由は「審査の対象が売掛先の割合が大きい」からですが、2社間の場合は、最後、売上金の返済があるため、利用者に対しての審査もあります。

赤字決算・税金未納でも利用できることが多いため、ファクタリング会社には隠さずに正直に話しをするようにしましょう。

 

ファクタリングには買戻請求権・償還請求権はなし(ノンリコース・遡及義務なし)

ファクタリングは基本的に償還請求権なし(遡及権なし)のノンリコースファクタリングとなります。

償還請求権ありのファクタリングはリコースファクタリングと呼ばれ、「譲渡担保融資」という融資となります。

ファクタリングというと償還請求権はありませんが、悪質な業者もあるため、契約時に確認するようにしましょう。

 

ファクタリングは審査・契約時の面談が基本的にいる(いらない会社もあり)

ファクタリング会社では審査での面談や、面談での契約が必要な会社があります。

中には郵送ファクタリングに対応しているファクタリング会社や、メール・FAX・ネット上でオンライン契約できるところもあります。

面談がある理由は「売上金をしっかり返済してくれる人か見極めるため」や「会うことで信頼性を深めて売上金をしっかり返済してくれたり、リピートを増やすため」などがあります。

「会って話しをすること」はビジネスにおいても重要なことなので、面談が必須のファクタリング会社は多いです。

 

ファクタリングは契約前に債権譲渡登記が必要

ファクタリングでは2社間の場合、契約前に「債権譲渡登記」の手続きが必要となります。

債権譲渡登記の手続きが無いファクタリング会社もありますが、基本的には必要な手続きとなります。

 

ファクタリングの債権譲渡登記とは(第三者対抗要件)

ファクタリングの債権譲渡登記とは、「二重譲渡を防ぐために、債権を譲渡してもらった証明」となります。

一部の悪質な利用者は、複数のファクタリング会社に1つの売掛債権を譲渡することを考えます。

そのような二重、三重の譲渡を防ぐ(第三者対抗要件)ために、「債権譲渡登記」を司法書士が行います。

(債権譲渡登記は司法書士にお願いしないと行けないため、債権譲渡登記費用に加えて司法書士の手数料がかかります)

債権譲渡登記をすれば「債権を譲渡した証明」となり、他のファクタリング会社に債権を取られる心配がありません。

債権譲渡登記は東京にある法務局に登記をします。

 

債権譲渡登記は利用者の持ち逃げ対策にもなる

債権譲渡登記は「債権を譲渡した証明」となるため、利用者が売上金をファクタリング会社に返さず、持ち逃げした場合にも裁判で使うことが出来ます。

そのため、ファクタリング会社は債権譲渡登記を行なうことによって、利用者の持ち逃げリスクを防ぐことが出来ます。

債権譲渡登記は東京法務局でしか行えないため、ファクタリング会社が東京都千代田区付近に多いのは、そのためです。

 

債権譲渡登記は公開されるため、売掛先も見ることが可能

債権譲渡登記は公開情報となるため、売掛先も見ることが可能です。

「登記情報提供サービス」などを使って有料で調べることが可能です。

登記情報提供サービス

しかし、登記情報は「売掛先に通知されることが無い」ため、売掛先が自分から調べないと分からない情報になります。

「債権譲渡登記が売掛先にバレた!」という情報は聞かないため、基本的にバレる可能性は限りなく0%に近いです。

 

一部の企業では債権譲渡禁止特約(買戻特約)が残っている

一部の企業では債権譲渡禁止特約(買戻特約)が契約書に書かれており、債権の譲渡が禁止されています。

しかし、経済産業省中小企業庁では「債権譲渡禁止特約の解除」の協力を呼び掛けています。

債権譲渡禁止特約の解除

・本保証制度の利用に当たり、取引にかかる契約に売掛債権の譲渡を禁止する特約がついていると、中小企業者は売掛債権を担保として譲渡し、融資を受けることができません。
・国や地方公共団体では、既に、債権譲渡禁止特約の解除を進めています。
・中小企業者との物品及びサービスの取引に当たり、債権譲渡禁止特約の解除にご協力下さい。

また、2019年4月に改正された民法では「債権譲渡の効力は妨げられない」としています。

 

ファクタリングの買戻特約に対する民法改正

2019年4月に改正された民法では「債権譲渡の効力は妨げられない」として、譲受人(ファクタリング会社)が悪意重過失でない場合は、債権譲渡を拒否することは出来ません。

(民法 新466、466-2、466-3)

ファクタリング会社の悪意重過失で無い場合は、基本的に買戻特約は無効となり、売掛先はファクタリングに応じる必要があります。

 

2社間ファクタリングは売上金の返済が必要

2社間ファクタリングの場合、売掛先から売上金を回収したら、償還満期日までに満額を返済します。

掛け目のある場合は、ファクタリング会社に満額返済後に、残りの資金を支払ってくれます。

掛け目は一種の担保の役割となっています。

もし万が一、ファクタリング会社に返済ができない場合は訴訟などになる可能性もあるので、十分注意しておきましょう。

 

3社間ファクタリングは得意先がファクタリング会社に直接振り込む

3社間ファクタリングの場合は、代金回収をする必要はなく、「売掛先からファクタリング会社に直接支払い」ます。

利用者からファクタリング会社に返済する必要がないため、ファクタリング会社としてもリスクが低いです。

3社間ファクタリングの手数料の安さは、この「持ち逃げリスク」がないためです。

 

ファクタリングのメリットとデメリット

ファクタリングは他の資金調達方法と比べて、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ファクタリングには良い点・悪い点がそれぞれあるため、ファクタリングを利用しようと思っている人は、しっかり見極めてからファクタリングを利用しましょう。

 

ファクタリングのメリット

  • 最短で即日で資金調達できる
  • 融資では無いため、総量規制の対象とならない
  • 銀行に知られることなく資金調達できる
  • 貸借対照表(バランスシート)のスリム化ができる
  • 節税になる(ファクタリング手数料は損金になるため)
  • 売掛先に知られることなく資金調達できる(2社間の場合)
  • 売掛先の倒産リスク・未払いリスクの回避となる
  • 輸出貿易での未払いリスクを回避できる(国際ファクタリング)

ファクタリングは「資金調達までの期間が短いこと(最短即日)」と「融資ではないため、リスケ中などで借りられないことが無い」ことの2点が主なメリットでしょう。

 

ファクタリングのデメリット・問題点

  • 手数料を年利で計算すると非常に高い
  • 3社間ファクタリングは売掛先への交渉などが必要
  • 悪質なファクタリング会社や闇金業者が一定数存在する
  • ファクタリングを続けていると、止めれなくなる

ファクタリングのデメリットは「手数料が他の資金調達方法より高いこと」と、「ファクタリングを続けていると、常に売掛金が前倒しで入ってくるため、ファクタリングを止めると支払いのない空白期間ができてしまうこと」です。

また、口コミ情報を見ていると、対応の良くないファクタリング会社が一定数存在します。

(当サイトでは悪質なファクタリング会社を紹介しないように、しっかり精査します)

 

ファクタリングを使い方・ファクタリングを使うタイミング

ファクタリングにはおすすめのタイミングがあります。

「開業して間もない時」や「大きな設備などを導入する時」など、資金繰りが悪くなった時に利用すると良いです。

【ファクタリングのタイミング】開業当時の資金回収までの期間(資金の流動化)

「工事が遅れて開業が遅れてしまった」・「不測の追加資金が必要になってしまった」このような予想できない事態になることもあります。

そんな開業時のトラブルにはファクタリングがおすすめです。

開業時は銀行からの融資も受けにくいですが、ファクタリングは審査が簡単に通りやすいです。

 

【ファクタリングのタイミング】大きな設備投資や多額の仕入れが発生した時

「大型の設備投資が必要になった」・「機械やシステムの故障で急な資金調達が必要になった」というような事態にもファクタリングはおすすめです。

製造業での機械や設備の導入、IT業界でシステムの導入、運送業でトラックの更新など、大きな投資が必要になる業界も多いでしょう。

そんな急な資金繰り悪化のタイミングはファクタリングが良いです。

ファクタリングは融資と違い、最短で即日入金も可能です。

 

【ファクタリングのタイミング】売掛金のサイトが長くて資金繰りが悪くなった時

会社によっては支払いまでのサイトが長く、通常「月末締め翌月末に振込み」などのサイト30日程度が多いですが、大手企業や業界によっては支払いサイトが長いこともあります。

最悪、支払いサイトが180日の会社もあり、入金までに半年かかることもあります。

そのような支払いサイトが長い会社と大きな金額取引するようになった場合にファクタリングは役に立ちます。

 

【ファクタリングのタイミング】売掛先の資金繰りが悪くて売掛金を回収できるか分からない(保証ファクタリング)

売掛先の資金繰りが悪く、売掛金を無事に回収できるか不安な時、「保証ファクタリング」という売掛金に保証をかけてくれるファクタリングがあります。

通常の売掛債権ファクタリングと違い、毎月の保証料を支払うことで、万が一、売掛先が倒産、不渡り、債務不履行になっても売掛金をファクタリング会社が支払ってくれます。

(通常の売掛債権ファクタリングでも売掛債権ごとに倒産リスク保証は受けられます)

 

【ファクタリングのタイミング】貿易や輸出で海外企業から資金の回収ができるか分からない(トラブル防止)

海外への輸出はトラブルが多く、海外の売掛先が無事に支払いをしてくれるかリスクが発生します。

通常は「信用状取引(L/C)」を使うことも多いですが、審査が簡単で支払い保証が付く「国際ファクタリング」を使われることも多くなっています。

信用状は書類が非常に複雑ですが、国際ファクタリングは煩わしい書類の手続きも少なく簡単です。

 

ファクタリングの種類とタイプ(2社間・3社間・保証など)

通常の売掛債権ファクタリングは大きく分けて「3社間ファクタリング」・「2社間ファクタリング」があり、その他に、保証ファクタリングや一括ファクタリングなどがあります。

 

売掛金ファクタリング(売掛債権ファクタリング・買取ファクタリング)

売掛債権ファクタリングは一般的に「ファクタリング」と呼ばれる種類で、「商品の販売やサービスの提供に対して」の売掛債権を売却する方法です。

「売掛金を売却する」ので、融資とは違い「総量規制」の対象とはなりません。

また審査は利用者よりも「売掛先」を見られるため、赤字決算や税金滞納していても審査に通る可能性も高いです。

ファクタリングは下で紹介する2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があり、多くのファクタリング会社が2社間、3社間のファクタリングサービスを提供しています。

ファクタリング会社によっては利用者が「法人のみ」・「個人事業主OK」などありますが、売掛先は基本的に法人のみとなります。

売掛金の100%が調達できる訳ではなく、ファクタリング会社によって「掛け目」が違ってきます。

ファクタリング会社や調達状況によって異なりますが、通常は70%~95%が多いです。

 

3社間ファクタリング

  1. 商品の納品やサービス提供が完了 → 売掛金発生
  2. 自社から売掛先へ請求書を発行
  3. ファクタリング会社に請求金額を通知
  4. ファクタリング会社から自社に売掛金の支払いを受ける
  5. 売掛先からファクタリング会社に支払いがある

3社間ファクタリングは「自社(債権者)」・「ファクタリング会社」・「売掛先(債務者)」の3社間で契約をするファクタリングです。

3社間ファクタリングの特徴は「売掛先がファクタリングを承諾して、売掛金をファクタリング会社に支払う」ということです。

売掛先が承諾して売掛金をファクタリング会社に支払うため、3社間ファクタリングはリスクが少なく、「手数料も安く済む」という特徴があります。

海外ではファクタリングの歴史が長いため、3社間ファクタリングが一般的ですが、日本ではまだ馴染みがありません。

「資金繰りが苦しい会社」と思われて取引額を減らされたりするリスクもあるため、慎重に話しを進める必要があります。

大手の銀行系ファクタリングは3社間を基本としており、2社間ファクタリングはリスクが高いためやっていないことが多いです。

 

2社間ファクタリング

  1. 商品の納品やサービス提供が完了 → 売掛金発生
  2. 自社から売掛先へ請求書を発行
  3. ファクタリング会社に請求金額を通知
  4. ファクタリング会社から自社に売掛金の支払いを受ける
  5. 売掛先から自社に支払いがある
  6. ファクタリング会社に売掛金を返済する

2社間ファクタリングは「自社(債権者)」・「ファクタリング会社」の2社間で契約をするファクタリングです。

売掛先にファクタリングを利用していることを知られずに済むので、日本では2社間ファクタリングの方が一般的となっています。

売掛先に「資金繰りが苦しい会社」と思われなくて済むメリットがありますが、デメリットとして「手数料が高めとなる」傾向があります。

手数料が高くなる理由は「ファクタリング会社から売掛金を支払われた後、そのままお金を返さずに逃げる依頼者がいる」ので、リスク回避のために手数料が高くなります。

 

保証ファクタリング(根保証)

保証ファクタリングは「根保証」と呼ばれる、「売掛先の貸し倒れリスクを保証する」ためのファクタリングです。

万が一、売掛先が倒産して支払いが出来なくなった場合、代わりにファクタリング会社が売掛金を保証して支払ってくれます。

ファクタリング会社の中には「支払い遅延」に対しても保証対象となっています。

保証ファクタリングは業績が悪い売掛先や、取引額の大きい売掛先に対してかけることが多いです。

基本的に月額で保証料を支払い、一件あたりの保証額〇〇万円、合計の保証額〇〇〇万円、という取り決めになります。

保証ファクタリングは銀行系ファクタリング会社や、大手のファクタリング会社が取扱いをしています。

 

金融機関の代位弁済率は2.6%

経済産業省中小企業庁発表の「金融機関の代位弁済の状況」を見ると、倒産やトラブルなどを理由とした未払いが平均「2.6%」となっています。

2.6%は未払いが起きる可能性があるため、保証ファクタリングはこのような未払いリスクに対応した売掛保証となります。

金融機関別の代位弁済の状況

 

一括ファクタリング

通常のファクタリング(売掛債権ファクタリング・買取ファクタリング)は、納入側(債権者)が早期の資金調達のために行ないます。

それに対して、一括ファクタリングは支払側(債務者)が「手形の代わりに利用する支払い方法」を言い、ファクタリング会社に支払いを一括で任せる方法です。

よく使われる手形支払いは、支払い期日を遅らせることができる一方、様々なデメリットもあります。

  • 手形発行の事務作業
  • 手形管理の事務作業
  • 手形発行の印紙税

印紙税は10万円未満は非課税ですが、100万円超えで400円、1000万円越えで4,000円、1億円越えで4万円、最大で20万円の印紙税がかかります。

手形には発行・管理の手間がかかり、印紙税もかかるためコストもかかります。

大手企業のように「支払い日はどの会社に対しても決まっている」と簡単ですが、中小企業の多くは仕入先によって支払い日を個々に設定していることも多いです。

「A社は月末締め翌月末振込み、B社は20日締翌月15日手形支払い」など経理の管理が非常に大変です。

しかし、一括ファクタリングを使うことによって、手形の発行や管理の必要がなくなり、支払いを一括でファクタリング会社に任せることが出来ます。

手数料はかかりますが、支払う側は管理の手間やコストが削減でき、支払いを受ける側は「貸し倒れリスクなく」支払いを受けることができ、双方にメリットがあります。

 

ファクタリングの口コミと評判

ここではファクタリングに対する口コミと評判を掲載して行きます。

ファクタリングはどんな評価を得ているのでしょうか。

個別のファクタリング会社への口コミと評判はコチラを参考にしてください。

 

ファクタリングのツイッターでの口コミ・評判

Twitterで「ファクタリング」に関する口コミや評判を探したのですが・・・。

口コミは全く見つからず、ファクタリングに対するプロモーションばかりでした。

ファクタリングを利用する人は「資金繰りが悪い」などの、あまり良いイメージが沸かないかもしれないので、表立ってツイートする人は少ないかもしれません。

「私、今からファクタリングを利用するんだ!」というツイートする人なんていないですからね・・・。

 

ファクタリングのブログでの口コミ・評判

ファクタリングを利用した人のブログを探しましたが・・・。

ファクタリング会社のブログばかり見つかりました。

本当はファクタリングを実際に使用した人の口コミを知りたかったのです・・・。参考にリンクを貼っておきます。

ベストファクターのブログ

七福神のブログ

ファクタリングプロのブログ

西日本ファクターのブログ

トップ・マネジメントのブログ

 

ファクタリングの2chなど掲示板での口コミ・評判

ファクタリングの2ch情報を探しましたが、あまり情報が載っていないですね。

ファクタリングと扮した闇金業者や詐欺師の情報が載っていましたので、掲載しておきます。

花岡香 ファクタリング詐欺師

【社会】「ファクタリング」装う、新手のヤミ金融が横行

【金融】東京都千代田区のファクタリングサービス「株式会社THIRD-i」が解散

 

ファクタリングのYahoo!知恵袋での口コミ・評判

Yahoo!知恵袋ではファクタリングに関する質問がたくさん掲載されています。

ファクタリングについて知る参考にしてください。

ファクタリングについては、良い口コミと悪い口コミ両方ありますね。

ちなみにファクタリングは貸金業登録は必要ありません。

質問
ファクタリングについて、色々な説明を読んでもどういう事なのか、全く理解できません。
池上さんのこどもニュースの様に、わかりやすく教えていただける方はいらっしゃらないでしょうか・・・
ファクタリング取引の双方のメリット、デメリットなども理解したいと思っています。
よろしくお願いします。

補足
配属部署は買い手側です。通常は翌月末銀行振込なのですが金額や商品によって6ヶ月後銀行振込という条件になる事があります。
この条件を新規の購入先に伝えた所、その条件では受けられないとファクタリングを提案してきました。
上司はファクタリングはダメだと言い他で購入しました。
社全体ではファクタリング取引をしている取引先もある様なのです。
買い手側の不利とは。ファクタリング取引を開始するにあたり手続きに手間がかかるのか。教えてください。

回答
売掛金ってのは、分かりますかね?

商店なんかだと、仕入を毎日やっているけど、支払をその場でやるわけではなく、月末までまとめて、それで翌月末に支払う、なんてことがよくあるんですよ。
メーカーなんかでも、材料を仕入れるたんびにお金を払うんじゃなくて、1ヶ月単位の材料仕入代をまとめて翌月末に支払うとか。

で、納品した側(売った側)から見ると、商品を納めたのに、代金は翌月末まで支払ってもらえないわけ。
で、この、納品はしたけど支払ってもらえていないものの金額を「売掛金」というんだな。

月末締め翌月末払いの場合、例えば、1月1日に仕入れたものの代金が支払われるのは、2月28日になるわけだ。
(中には、「月末締め翌々月払い」とか、「月末締め翌々翌月払い」とかもあるが、それはおいておいて)

さらに、2月28日になって支払ってもらうといっても、お金をもらえるんじゃなくて、手形で支払われるってことがある。
手形といってもいろいろあるけれど、この場合、例えば、「○ヵ月後に○○円支払います」という約束手形のことだ。
だから、1月1日に製品を納めても、2月28日に支払われる、といっても、実際に現金になるのは、さらに○ヶ月後、ってことだ。

ただし、手形というのは、単なる借用書ではなく、それ自体を他の人に譲ることができる。
つまり、手形を最初に受取った人にしか支払われない、ということではなく、支払期日に支払場所(普通は銀行)に持ち込んだ人に支払われるので、手形で支払を受けても、ある程度、お金の代わりとして、使うことも出来る。

とはいえ、従業員の給料や何かを支払うのに、お客さんが振出した手形で、というわけには行かない。
また、中には、そのお客さんが振出した手形の受け取りを拒否する取引先もあるかもしれない。

で、そんなときには、お客さんから受取った手形を銀行に持ち込んで「割引」をしてもらう。
つまり、手形を銀行に買い取ってもらって、現金を入手するわけ。
ただし、銀行はその手形に書かれている「○○円」を支払ってくれるわけではなくて、そこから、いくらか差引した金額しか払ってくれない。
差引された金額は、利息というか手数料というか、要するに銀行の収入になる。

ファクタリングというのも基本的には手形の割引と同じ。
ただし、いちいち売掛金を手形に変えてからそれを銀行に持ち込むのではなくて、あらかじめ契約してある金融機関に売掛金のまま買い取ってもらう。
そうすると、売り手側は、2月28日には、代金を受取ることができる。
ただし、金融機関に対する手数料・金利をとられる。
買い手側にとっては、手形を発行したのと同じで、仕入の翌月末から○○カ月後に代金を支払えばよい。

メリットとしては、手形のやり取りをするよりは、スピーディーだし、金融機関に支払う割引料も、手形よりははるかに低いのが普通。
また、印紙代の節約になる場合もある。

デメリットというのは、手形で受取ることを考えれば、特にない。
手形で支払われる、ということ自体が売り手側にとっては、現金支払に比べてとても不利益なことなので、それよりひどいということはないが、現金払いに比べれば割引料を差引されるだけ、損。
だけど、そうしなければ、取引をしてもらえない、となれば、泣く泣くそういう条件でも受け入れざるを得ない。

Yahoo!知恵袋 ファクタリングについて、色々な説明を読んでもどういう事なのか・・・

 

質問
債権を買い取りするファクタリングというシステムがあります。
融資ではないのですが、この制度を利用した場合、銀行からの評価は下がりますか?
高利貸しと考えてしまえば、それまでかもしれませんが。

回答
銀行審査部のものです。ファクタリングの利用は絶対に絶対にやめてください!ファクタリングは闇金と一緒です。
手数料を聞いてみてください。貸金業者の何十倍もとられますよ。500万を一か月利用したら50万~100万の手数料をとられます。
貸金業者なら同じ条件で6万円です。ファクタリングを利用したということは闇金を利用したことと同じと判断します。
今では貸金業者を利用しているということより、ファクタリングを利用しているということの方がマイナス評価されます。
ファクタリングは事業融資ではない、しかし手数料は貸金の事業融資の何十倍もとられる。
闇金利用者ということで融資はほぼ通らなくなりますよ!
ちなみに日本に残っている登録している貸金業者はほとんど淘汰され、優良企業ばかりが残っているので利用していても昔ほどマイナス評価にはなりません。
とにかく今はやっている2社間ファクタリングはほとんど闇金です。注意して下さい!

Yahoo!知恵袋 債権を買い取りするファクタリングというシステムがあります。

 

質問
ファクタリングについて教えてください。
自社がファクタリング事業に参入する際には、金融商品取扱法等の法律の規制はあるのでしょうか?

追記:
一般的なファクタリング企業の様な外向けの事業では無く、あくまでグループ子会社の売掛債権を親会社が代行するといったモデルを想定しているのですが。。。
ファクタリングそのものが色々な側面から見る事が出来るので、金融商品に当たるのか?等々調べていたらわからなくなってしまいました。
ファクタリングに詳しい方、是非ご教授頂けますでしょうか?

回答
日本でファクタリングを行うためには「貸金業法」の規制を受ける叉は、接触するケースが多々ありますのでファクタリング業を営むためには、貸金業登録を受けなければなりません。

貸金業規制法では、
①金銭の貸付または金銭の貸借の媒介を業として営もうとする者。
②手形の割引、売渡担保その他これらに類する方法によって金銭の交付または当該方法によって金銭の授受の媒介を業として営もうとする者を、貸金業登録が必要な者と定めています。

業務形態によりますが、リース業、コンサルティング業、ファクタリング業、不動産業などを営む場合であっても、貸金業登録が必要とされることが多々あります。

主な手続きの流れは、
①申請書の記入・添付書類の収集。
②書類一式を各都道府県の貸金業協会へ提出。
③各所管行政庁にて審査(審査期間は約2ヶ月といわれています)。
④登録が決定したら、登録済通知書を交付。
とざっとこのような感じになります。

日本でファクタリングを行うためには、貸金業登録を受けなければならない理由は。
手形のファクタリングです。
反復継続して手形を買い取る行為が、貸金業に該当するかという点と、この行為が弁護士法第73条に違反しないかという点です。

まず、手形のファクタリングが貸金業に該当するか否かという点ですが、貸金業法(昭和58年法律第32号)第2条(定義)第1項は、
「この法律において「貸金業」とは、金銭の貸付け又は金銭の貸借の媒介(手形の割引、売渡担保その他これらに類する方法によつてする金銭の交付又は当該方法によつてする金銭の授受の媒介を含む。以下これらを総称して単に「貸付け」という。)で業として行うものをいう。ただし、次に掲げるものを除く。(略)」
と定めています。
このことから、業として手形の割引を行うこと、すなわち、反復継続して手形の割引を行うことは、「貸金業」に該当するものと考えられています。

叉、手形のファクタリングが弁護士法第73条に違反しないかという点があります。
、弁護士法(昭和24年法律第205号)第73条(譲り受けた権利の実行を業とすることの禁止)は、
「何人も、他人の権利を譲り受けて、訴訟、調停、和解その他の手段によつて、その権利の実行をすることを業とすることができない。」
と定めています。
ここでいう「権利の実行」は、単に譲り受けた債権の弁済を受けることを含まず、まさに「訴訟、調停、和解その他の手段によって」がこれに該当すると考えられています。

日本の商習慣ですと手形によるファクタリングが多くを占めるものと思われます。
貸金業法違反などにならないよう貸金業登録をおすすめします。

Yahoo!知恵袋 ファクタリングについて教えてください。

 

質問
ファクタリングという仕組みとファクタリング会社というものがわかりません。どのようなものなのですか?銀行というものがあるのに、何故そのようなものが必要なのですか?

回答
請求をファクタリング会社経由に切り替えました。

従来だと、請求書送付→相手会社が振り込み→入金確認 の流れでしたが、
現在は、請求データ→ファクタリング会社→相手会社口座引落し→引き落とし結果通知になってます。

メリットは
・口座引落しになるのでほぼ確実に入金されます。
・先方の振り込み手数料値引(当方負担)が無くなる。
・入金時期が確実になる。
。入金照合の手間が無くなる。

ファクタリング会社のサービスとして、引落し出来なかった場合の保障とかありますが、
当方は最低限のサービス(先方口座引落し)で十分メリットが出ています。

Yahoo!知恵袋 ファクタリングという仕組みとファクタリング会社

 

質問
ファクタリングって何のことですか?
調べたのですが、その内容も難しくてわかりません。
噛み砕いて教えてください。

回答
そもそもは欧米で始まった債権管理サービスのことです。
主な目的は、債権を買い取ってもらうことで後の不渡り、とりっぱぐれを防ぐものです。

これに対して日本では独自の手形取引が発達し、この意味合いが少し変化しています。ファクタリングが面倒なのは、タイプがいくつにも分かれていることです。しかし、基本的には債権管理のサービスです。

代表的なファクタリングは-
①保証ファクタリング…売掛債権に保険をかける
②買い取りファクタリング…売掛債権を買い取ってもらう
③国際ファクタリング…海外取引での債権管理

要するに売掛債権に保険をかけるようなイメージですね。この保険料とか割引料といった経費がファクタリング会社の儲けになります。
保証ファクタリングでは、例えば取引先ごとに保証料率も異なります。ある程度の費用をかけることで売掛債権を保全できるサービスと言えば分かり易いかもしれません。

Yahoo!知恵袋 ファクタリングって何のことですか?

 

ファクタリングのAmazonの本

ファクタリングに関する本はAmazonでいくつか販売されています。

レビューがないので、評価を付けづらいですが、ファクタリングの本は2つだけ見つかりました。

他に近いジャンルでは「与信管理」や「債権譲渡」についての本はあります。

 

ファクタリングの実務―売掛債権の資金化による資金調達の革新!

商品の説明
大きな変革期を迎えているわが国で、今、ファクタリングが企業活動の活性化と新型資金調達法として注目されている。
また、IT(情報技術)活用の申し子、電子商取引を資金面で強力にバックアップするのもファクタリングである。
さらに、今までの実績からベンチャー支援は起業時の資金支援に続き、リスク・マネジメント時代を生き抜く育成策として、ファクタリングが最適なシステムであることがわかってきた。
この1冊でわかる!ファクタリングの機能と活用事例!本書はファクタリングの導入にあたって最初に読む必読書である。

Amazon ファクタリングの実務―売掛債権の資金化による資金調達の革新!

2003年に発売されたかなり古い本です。

著者は数多くのベンチャー企業支援に携わっており、1974年からファクタリングを導入する実績を持ちます。

以後、支援先へのファクタリング導入・活用とコンサルティングをしています。

 

売掛債権資金化の新型資金調達法―ファクタリングの導入・活用の手引き

商品の説明
キャッシュフローをベースにしたスピード経営に。成長に合わせた運転資金の安定調達に。経営資源の効率的活用に。

Amazon 売掛債権資金化の新型資金調達法―ファクタリングの導入・活用の手引き

この本も2004年に発売されたかなり古い本です。

著者は同じです。

ファクタリングについて歴史も含めて深く知りたい人にはおすすめです。

 

ファクタリングと他の資金調達方法(融資や手形など)との違い

ここではファクタリングと他の資金調達方法との違いを比較して行きます。

類似した調達方法もありますが、ファクタリングは融資では無いため、会計処理上も変わって来ます。

 

ファクタリング・銀行融資との違い

ファクタリング銀行融資
業種売掛債権の売買融資
下限・上限30万円~3億円(売掛金が上限)300万円~3億円
担保・保証人必要なし必要
償還請求権なしあり
審査甘い(売掛先が審査対象)厳しい(利用者が審査対象)
審査期間1日~3日1ヶ月~3ヶ月
手数料・金利3%~30%/1回年利0.9%~3.5%
返済方法/期間一括/30日ほど分割/1年~数十年
メリット審査期間が非常に短い・倒産リスクが無い、バランスシートのスリム化金利が非常に低い
デメリット手数料が高い審査に時間がかかる、審査が厳しい

ファクタリングと銀行融資を比べると、銀行融資の方が圧倒的に金利は安いです。

銀行融資が可能であれば、銀行融資がおすすめです。

しかし、急な資金調達や、融資によるデメリット(総量規制・リスケ中・借りられないなど)がある場合はファクタリングが良いでしょう。

ファクタリング短期の資金調達に最適な方法です。

 

ファクタリング・ビジネスローンとの違い

ファクタリングビジネスローン
業種売掛債権の売買融資
下限・上限30万円~3億円(売掛金が上限)~1000万円程度
担保・保証人必要なし必要なし
償還請求権なしなし
審査甘い(売掛先が審査対象)ファクタリングより厳しい(利用者が審査対象)
審査期間1日~3日1日
手数料・金利3%~30%/1回10%~15%/1年
返済方法/期間一括/30日ほど分割/1年~10年
メリット審査期間が非常に短い・倒産リスクが無い、バランスシートのスリム化ファクタリングよりも低金利、返済を急ぐ必要が無い、使い道は自由
デメリット手数料が高い借入れのため会計上良くない

ファクタリングもビジネスローンも、短期の資金調達方法で比較される方法です。

ファクタリングもビジネスローンも早ければ即日で調達可能です。(ファクタリングは必要書類が多いため、ビジネスローンの方が早く借りられます)

ビジネスローンは調達資金が最大1000万円と少ないですが、使い道が自由なのがメリットです。

ファクタリング「売掛債権の売買」となるため、売掛金が無いと資金調達できないのがデメリットです。

ビジネスローンは会計上は借入となり融資となりますが、ファクタリングは「売掛金の売買」なので、損金で処理ができます。

ファクタリングは会計処理上、スリム化できるメリットもあり、借入とファクタリングを使い分けるのが良いでしょう。

 

ファクタリング・手形割引との違い

ファクタリング手形割引(銀行)手形割引(手形割引業者)
業種売掛債権の売買融資融資
下限・上限30万円~3億円(売掛金が上限)売掛金から手数料を引いた額売掛金から手数料を引いた額
担保・保証人必要なし手形が担保手形が担保
償還請求権なしありあり
審査甘い(売掛先が審査対象)比較的甘いが赤字決算や税金滞納はNG(利用者が審査対象)甘い(利用者が審査対象)
審査期間1日~3日3日以上1日
手数料・金利3%~30%/1回1.5%~5%/1回(銀行)3%~15%/1回(手形割引業者)
返済方法/期間一括/30日ほど返済なし(銀行に手形を譲渡)返済なし(業者に手形を譲渡)
メリット審査期間が非常に短い、倒産リスクが無い、バランスシートのスリム化金利が非常に低い審査期間が非常に短い
デメリット手数料が高い審査に時間がかかる、倒産リスクが残る手数料が高い、倒産リスクが残る

手形割引とは、手形を早期に現金化することが出来る方法で、手形金額から手数料を差し引いて現金にすることができます。

手形割引は銀行に依頼する場合と、手形割引業者に依頼する場合で審査期間や手数料にかなりの差が出ます。

手形割引(銀行)は手数料がファクタリングと比べて安いですが、審査に時間がかかるのと、償還請求権あり(売掛先が倒産した場合は、手形金額を返還しないといけない)となります。

「時間が無い」・「売掛先の倒産リスクを無くしたい」・「融資をせずにバランスシートのスリム化をした」人はファクタリングがおすすめです。

「比較的時間がある」・「倒産リスクが残っても手数料を安く抑えたい」・「融資枠は気にしない」人は手形割引でも良いでしょう。

手形割引業者は手数料が高い割に倒産リスクも負わないと行けないので、ファクタリングを利用した方が良いでしょう。

 

手形(約束手形)・廻り手形・延べ現金(期日現金)との違い

手形(約束手形)廻り手形延べ現金(期日現金)
保証2回の不渡りで銀行取引停止となる売掛先と手形の支払い先の2社の保証がある保証なし
支払いサイト60日・120日・150日・180日など60日・120日・150日・180日など60日・120日・150日・180日など

約束手形・廻り手形・延べ現金(期日現金)がありますが、どれも支払いサイトが長いため、ファクタリングを使うのがおすすめです。

単名手形でも廻り手形でも2回の不渡りで銀行取引停止となるため、支払いの保証がありますが、期日現金は保証がありません。

通常、振込みは「月末締め翌月末の支払い」などですが、期日現金は「月末締め翌月末起算の60日後の支払い」という形で90日のサイトとなります。

ファクタリングを使えば、倒産リスクや未払いリスクも回避できるため、ファクタリングで売掛金の前払いを受けると良いでしょう。

 

【支払側】一括ファクタリング・電子記録債権(でんさい・電債・電子手形)との違い

一括ファクタリングでんさい(電子記録債権)
業種売掛債権の売買支払い方法の種類
契約手続き契約のファクタリング会社どこの銀行からでも手続き可能
担保・保証人必要なし必要なし
貸し倒れリスクリスクなしリスクあり
月額料金なしなし
手数料1%~5%/1件発生記録請求432円、譲渡記録請求216円など(銀行によって違う)
メリット支払いを丸ごとアウトソーシングできる、仕入先企業が早く売掛金を受け取れる手形支払いの手間や手数料を省くことができる
デメリット手数料がでんさいより高くなる2回の支払不能によって2年間の取引停止処分、

支払い企業は支払いコストを省くために一括ファクタリングやでんさい(電子記録債権)を検討している方も多いでしょう。

それぞれメリット・デメリットがありますが、「コストを抑える」ならでんさい、「支払いの手間を省きたい」ならファクタリングがおすすめです。

 

ファクタリング・サービサー(債権回収会社)との違い

サービサーとは特定金銭債権の管理回収を行う法務大臣の許可を得た民間の債権管理回収専門業者です。

ファクタリング会社も一種の「債権回収」となりますが、サービサーは以下の特定金銭債権に限って回収可能です。

  • 金融機関等が有する貸付債権
  • リース・クレジット債権
  • 資産の流動化に関する金銭債権
  • ファクタリング業者が有する金銭債権
  • 法的倒産手続中の者が有する金銭債権
  • 保証契約に基づく債権
  • その他政令で定める債権

これらはサービサー法にて決められており、以前は弁護士しかこの業務を行なうことが禁じられていましたが、不良債権の処理を促進するために債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)が施行されました。

弁護士以外の民間会社でも、この特定金銭債権の回収が許可されています。

 

ファクタリング・クラウドファンディングとの違い

ファクタリングもクラウドファンディングも「資金調達」という点では同じですが、仕組み全く違い、比較するのが難しいです。

クラウドファンディングは「購入型・寄付型・投資型」の3種類があり、何かの商品やサービスを購入する(購入型)、資金の援助を募集する(寄付型)、分配金や株式などのリターンが期待できる(投資型)となります。

ファクタリングは「売掛債権の売買」となり、売掛金を送金に現金化することができるサービスとなります。

クラウドファンディングは「これから何か新しい取り組みを始める人」におすすめで、ファクタリングは「急な資金繰りの悪化」におすすめです。

その都度、必要な方を使うようにしましょう。

 

ファクタリング・リースとの違い

ファクタリングは「売掛債権の売買」という資金調達方法ですが、リースは「設備や製品を借りる」方法で、全く意味合いが違います。

リースは「購入するほど使わない」・「買うとすぐに悪くなるから借りた方が良い」という方におすすめです。

ファクタリングは早くて即日に売掛金を現金化できるので、急な資金繰りの悪化の時におすすめの資金調達方法です。

 

保証ファクタリング・取引信用保険との違い

ファクタリング取引信用保険
業種売掛債権の売買貸し倒れリスクに対する保険
下限・上限30万円~3億円(売掛金が上限)保険会社が信用状態に基づき設定する
担保・保証人必要なし必要なし
保険対象1件ずつ設定可能全取引先もしくは一定基準の取引先
償還請求権なしなし
審査甘い(売掛先が審査対象)ファクタリングより厳しい(利用者が審査対象)
審査期間1日~3日数日
手数料・金利3%~30%/1回取引先の支払い限度額×3%前後/1年
メリット審査期間が非常に短い・倒産リスクが無い、バランスシートのスリム化包括的に貸し倒れリスクに保証が掛けられる
デメリット手数料が高い1社に対して掛けられない、保険会社への告知義務がある、縮小率があるため満額は支払われない、保険事故が起きても理由により支払われないケースもある

保証ファクタリングも取引信用保険も「倒産リスク・未払いリスク」に対する保証という点では同じです。

大きな違いは「保証ファクタリングは売掛先1件ずつ保証を掛けられる」のが特徴で「取引信用保険は全取引、または一定基準の取引先に保証を掛ける」ことになります。

金融機関の代位弁済率を見ると、年間2.6%が未払いとなっている現状があります。

これを包括的にカバーするのが「取引信用保険」、1件ずつ選んでカバーするのが「保証ファクタリング」となります。

審査は取引信用保険の方が厳しく、倒産後も支払いに対しての審査があるため、場合によっては支払われない可能性もあります。

 

一括ファクタリング・一括決済方式との違い

一括決済方式は4つのタイプがあり、「ファクタリング方式(一括ファクタリング)」・「併存的債務引受方式」・「債権譲渡担保方式」に分かれます。

ファクタリング方式(一括ファクタリング)
仕入企業が持っている支払企業の売掛債権をファクタリング会社が買取り、支払い日より前に現金化する方式。
支払企業が万が一倒産した場合は、売掛金をファクタリング会社が保証する。
併存的債務引受方式
仕入企業が持っている支払企業の売掛債権を支払企業と銀行等が併存的に債務引受けをし、連帯債務者として責任を負う方式。
従来の手形割引のように、期日前に現金化する場合は、金利を差し引いた金額で支払う。
債権譲渡担保方式
通常、担保は不動産等で行われてきたが、不動産担保に依然せずに「売掛債権」を担保とする方式。
「債権譲渡担保融資」のことをABL(Asset Based Lending)という。

 

ファクタリング・e-notelessとの違い

e-Notelessはみずほ信託銀行の決済手段となり、でんさい(電子記録債権)のことを指します。

従来の手形振出しは事務コストと印紙コストがかかるため、でんさいに変更することによって「支払企業・銀行双方の支払事務の合理化を図ろう」という商品名です。

仕入企業はe-Notelessを使うことによって「手形割引」のように期日前に現金化することも可能です。

 

国際ファクタリング・フォーフェイティングとの違い

国際ファクタリングフォーフェイティング
不払いリスク保証あり保証あり
倒産リスク保証あり保証あり
審査甘い厳しい
審査期間数日数日以上
手数料・金利0.7%~2%/月0.5%~1%/年/td>
メリット審査が緩い、審査にかかる日数がフォーフェイティングより短い、書類手続きが少ない手数料がファクタリングよりも安い
デメリット手数料が高い審査が厳しい、審査に時間がかかる、書類手続きが多い

フォーフェイティングは信用状(L/C)の不払いリスクに加えて「輸入企業の貸し倒れリスクに備えた」代金決済方法です。

輸出貿易には通常、信用状(L/C)を使った取引が多いですが、信用状は輸出企業の不払いリスクに対しては保証してくれますが、輸出企業の貸し倒れリスクに対しては保証してくれません。

この信用状の機能に加えて「倒産リスク」の保証を付けたものがフォーフェイティングです。

国際ファクタリングと比べると、フォーフェイティングの方が手数料が安いです。

しかし、フォーフェイティングは信用状取引と同じように、書類手続きが多くてかなり大変です。

審査も国際ファクタリングよりも厳しいため、時間と手間をかけても良いのであればフォーフェイティングは手数料が安くて良いでしょう。

「フォーフェイティングに通らなかった」・「書類手続きもアウトソーシングしたい」という人は国際ファクタリングにしておきましょう。

 

ファクタリング・Paidとの違い

Paidは「BtoB後払い」の決済システムサービスです。

決済方法を「クレジットカードのみ」で行なっているネット関連などの企業向けに「後払いの売掛金方式をアウトソーシングできる」サービスとなります。

Paidは決済システムのため「資金調達」方法ではありません。

ファクタリングは「売掛債権をファクタリング会社に売却することで、売掛金を前倒しで現金化できる」サービスです。

 

ファクタリングの悪質業者・闇金や詐欺に騙されないための対策

ファクタリング会社の中には一定数の悪質業者や闇金業者が潜んでいます。

ここでは悪質業者や闇金業者に騙されないための方法を紹介します。

 

ファクタリングの営業電話やFAXは「ネットなどで」詐欺でないか確認する

悪質なファクタリング業者・闇金業者は「お客が勝手に来る可能性が低い」ので、自分から営業活動を行なっています。

ファクタリング会社から営業電話があった場合やFAXが来る場合は「やばい会社かもしれない」と思っておきましょう。

また、申込みをしようと考えている時でも、一度ネットで会社名を調べて、安心できる業者か確認しましょう。

 

ファクタリング営業は闇金やヤクザ・反社会的勢力の可能性もある

優良なファクタリング会社の中には「電話営業」している会社もあると思いますが、「闇金・ヤクザ・反社会勢力の可能性」の方が高いと思っておきましょう。

「何回も電話がかかってくる内に、信頼関係ができてしまった」ということもあるでしょうが、もし依頼をする場合には、口コミや評判をネットで調べるようにしましょう。

闇金・ヤクザ・反社会勢力は「通常のファクタリング」を装って、脱法行為を繰り返しています。

ここでは簡単に悪質業者の見極め方を紹介して行きます。

 

ファクタリングの「分割払い」は悪質業者

正しいファクタリングでは売上金の返済は「必ず一括」となります。

この返済を「分割」で提案してくる会社は悪質業者です。

分割返済となると、貸金業となり「貸金業者登録」をしなくてはいけません。

ファクタリングと言っておきながら「分割返済」を提案してくる場合は、契約を断るようにしましょう。

 

初めに聞いてファクタリング費用と、契約時の費用が違う

これもよくあるケースです。

「業界最安値」・「2社間ファクタリング手数料5%」などと言っておきながら、いざ契約の時になると「手数料が爆利」だったり「手数料以外に〇〇の費用が」と言い出したり「消費税」を請求してきたりします。

(ファクタリングはには消費税はかかりません)

契約の時は、契約書をよく読むようにしましょう。

ファクタリング会社としては契約書を読ませたくないので、読ませないように言って来ます。

しかし「契約書を読む時間をもらって」よく読むようにしましょう。(悪質業者でない場合でも契約書はよく読みましょう)

それでも読ませない邪魔をしてくるようであれば、一旦、契約せずに帰るようにしましょう。

 

ファクタリング会社の電話番号が固定電話ではなく携帯電話のみ

ファクタリング会社の電話番号が携帯電話しかない場合も注意が必要です。

担当の携帯電話番号を聞くこともありますが、ファクタリング会社名をネットで検索して固定電話番号があるか確認しましょう。

 

ファクタリング会社が面談をしたがらない・面談場所が会社ではなく喫茶店

小さいファクタリング会社の中には、会社が小さかったり古かったりで、喫茶店などで面談や契約するところがあります。

しかし、喫茶店などで面談や契約をする理由は「会社に来られると困るから」という理由かもしれません。

もし2社で見積りを取った場合は会社で面談してくれるファクタリング会社に契約するようにしましょう。

 

ファクタリング会社から契約書の控えをもらえない

契約書の控えは「今後トラブルが起きた時」のために、必ずもらうようにしましょう。

もし契約書の控えをもらえない場合は、「ほぼ確実に悪質業者」です。

「弁護士に契約書の控えをもらってくるように言われている」などと言って、控えをもらえるように説得しましょう。

それでも応じてくれない場合は、「弁護士に相談する」とファクタリング会社に伝えて、実際に弁護士に相談しましょう。

 

ファクタリング以外にも融資の話しを持ちかけてくる

ファクタリングの審査や契約時に「融資」の話しを持ちかけてくる会社も悪質業者です。

ファクタリング会社は「売掛債権の売買」のため、融資を行なうことは出来ません。

融資の話しがあったら、すぐに話しを打ち切って、帰ってくるのをおすすめします。

融資も通常の金利ではなく間違えなく「高利貸し」です。

少しでも話しに乗ったら、巧みな話術で丸め込んで来るでしょう。

 

ファクタリング返済ができないと売掛先に内容証明で債権譲渡通知を送ってくる

闇金業者はファクタリング返済ができないと、売掛先に内容証明の債権譲渡通知書を送って来ます。

返済期日に利用者と連絡が取れないと、売掛先に通知を送って回収しにかかってきます。

まず闇金業者と契約しないことが大切ですが、もし間違って契約してしまった場合はすぐに弁護士に相談しましょう。

 

ファクタリングの悪質会社の判例・過去の事件

ファクタリング会社を装っている闇金業者や悪質なファクタリング会社も逮捕・摘発が出ています。

ファクタリング自体は違法ではなく正しいビジネスですが、ファクタリングを装った業者がいるため注意しましょう。

ここでは逮捕の判例などを紹介します。

ファクタリング会社を装って高利貸付で逮捕 大阪

2017年1月に「ファクタリング業者を初摘発」というニュースがあり、業界ではかなりの衝撃がありました。

逮捕されたのは東洋商事の元代表取締役三浦和仁・元従業員渡辺智也、MINORI元社長前田賢一ら8人。

大阪府警に「貸金業法違反」の疑いで逮捕されました。

男たちはファクタリングを装って運送会社の男に「売掛金を担保として現金50万円を貸し付け」していました。

貸付額の合計3億円を超え、1億円以上の利益を得ていました。

ファクタリング会社を装って売掛金支払いをせずに高金利の貸付をして逮捕

次の事件も大阪で2017年8月に起こりました。

利用者が売掛債権の売買を目的にファクタリング会社に依頼したところ、「ファクタリング代金の支払いは後日になる」ということで、20万円を利用者に貸付けを行なう。

利用者は後日、貸付けの利息を足して31万円を返済。

ファクタリング会社の求めにより、売掛債権をファクタリング会社に譲渡しています。

 

このように、悪質な業者はファクタリングの売買を行なわずに「貸付け」を行なって来ます。

「売掛債権の売買」では手数料を引いた現金を渡して終わりですが、貸付けであれば、利用者から継続的に利息を受け取ることができ、返済ができない時は利息だけ受け取ることも出来ます。

ファクタリング詐欺のポイントは「貸付け」です。貸付けを打診して来た時は要注意です。

ファクタリング詐欺は大阪や福岡など、元々闇金が多い地域で発生しています。

 

ファクタリングのトラブルと対処方法一覧

もしファクタリング会社とトラブルになってしまった場合にはコチラを参考にしてください。

・二重譲渡・偽造売掛債権を使ってファクタリング利用してしまった
 → 詐欺罪にあたる可能性があります。ただ、悪質なファクタリング会社の場合、契約自体が違法の可能性もあるため、契約の控えや契約の詳細を弁護士に相談するのが良いです。
・債権譲渡通知を売掛先に通達されると脅された
 → 期日までに支払う旨を伝えることで、通達を避けられる可能性があります。もし返済できない場合はすぐに弁護士に相談しましょう。
・審査途中で資金調達の目処が立ち、キャンセルしたいがファクタリング会社から「キャンセルできない」と言われた
 → 契約する義務はありませんが、ファクタリング会社から損害賠償請求を受ける可能性はあります。ファクタリング会社に契約しな旨を伝え、キャンセル手数料がいくらかかるか確認しましょう。その後、必要があれば弁護士に相談するようにしましょう。
・契約書の控えをもらえず、その他契約書類をもらいたいが対応してもらえない
 → 契約書の控えを請求する内容証明を弁護士名でやってみると良いでしょう。それでもダメなら弁護士に依頼しましょう。
・返済が間に合わず、売掛先だけでなく多くの取引先に債権譲渡通知を送られてしまった
 → すぐに弁護士に相談しましょう。個人では対応できない状況だと思われます。

大きなトラブルに対しては弁護士に相談するのが一番です。次の項目で弁護士について紹介します。

 

ファクタリングで悪質会社とトラブルになった時の対応弁護士

もしファクタリングで悪質会社とトラブルになった場合は、ファクタリング対応弁護士に相談してみましょう。

ファクタリング会社が違法行為を行なっていた場合は、現金の返還の期待できます。

弁護士法人イストワール法律事務所

また、弁護士ドットコムという弁護士への相談サイトでは、ファクタリングについてのトラブル相談が数多く書かれています。

「架空の売掛債権を作ってしまった」

「二重譲渡してしまった」

「売掛先の支払いが遅れ、ファクタリング会社への返済ができずに困っている」

「ファクタリング会社から債権譲渡通知を売掛先にすると脅されている」

これらのトラブルに対してのアドバイスがあるため、一度見てみると良いでしょう。

弁護士ドットコム ファクタリング

 

ファクタリングが返せない・返済できない人の対処方法

資金繰りが悪くファクタリングを始めたのは良いですが、「資金の目処が立たず、売掛金が返せない」という方もいるでしょう。

ファクタリング会社との契約違反となってしまうため、訴訟や売掛先への債権譲渡通知など、それなりに制裁を受けることにはなるでしょう。

しかし、悪質なファクタリング会社の中には契約書自体が違法性を持っていたり、実態とは違う虚偽の内容が書かれている可能性もあります。

弁護士に相談しながら、トラブル解決を進めるのが良いでしょう。

 

ファクタリングを繰り返すとやめたいけどやめられなくなる

ファクタリングは「売掛金を前倒しで現金化する」ことです。

しかも、手数料がかかるため、通常の売掛金よりも目減りしてしまいます。

ファクタリングを繰り返していると、ファクタリングを止めることで「今まで前倒ししていた期間の売掛金が入ってこない」ことになります。

つまり、1ヶ月、2ヶ月、場合によって3ヶ月の資金繰りを改善しないことにはファクタリングを止めることが出来ません。

 

ファクタリングをやめる方法は資金調達するか債務整理するか

ファクタリングをやめるには「他から資金調達してくる」か「債務整理して売掛金を分割で支払うようにする」かとなります。

まずは他の調達方法で資金を集められないか検討してみましょう。

ファクタリング以外の資金調達方法

ファクタリングを止めるには、ファクタリング以外の方法で資金調達をするしかありません。

ファクタリングを利用している人は「融資が出来なかった人」も多いでしょうが、ここではファクタリング以外の資金調達方法を紹介します。

  1. 銀行からの融資
     → 実績と信用が大事なので、資金繰りが悪い時点でも難しいかも
  2. 日本政策金融公庫の融資
     → 新規事業を始める「創業融資制度」や「新事業活動促進資金」だと借りやすい、面談回数が多くて時間もかかる
  3. 自治体からの制度融資
     → 自治体認定の元で、銀行からの借入れに対して信用保証協会が債務保証をする制度、審査が2ヶ月以上、自己資金50%以上の準備が必要
  4. ビジネスローン
     → 銀行やノンバンク、消費者金融系が行なっている法人向け融資、金利は高いが即日審査
  5. 手形割引
     → 銀行の手形割引と手形割引業者では手数料が大きく変わる、ファクタリングと同じような資金調達方法だが、「融資」の扱いとなり審査がある
  6. 私募債
     → 募集人数50人以下の少人数に発行される社債(借入)のことで、身内や知り合い、仕事仲間、取引先などが対象となる
  7. ベンチャーキャピタルからの出資
     → これから設立したり、設立間もないベンチャー企業に対して投資を募るもの、現在の株式よりも株式公開後の差益を目的とした投資
  8. クラウドファンディング
     → クラウドファンディングサイトを通じて資金調達を募る方法、購入型・寄付型・投資型の3種類がある
  9. 助成金・補助金
     → 自治体が出資や融資の形で実施している経営の資金を援助する制度

これらの資金調達方法がありますが、ファクタリングを止めたいけど止められない人は「融資」は出来ない人が多いでしょう。

日本政策金融公庫やベンチャーキャピタルなどは「新規事業」に対しての資金調達なので「資金繰りの改善」が目的では難しいと思われます。

ビジネスローンの審査が通れば、金利は高いですがファクタリングよりは安くなるのでおすすめです。(ただし融資となるので焦げ付いている人は難しいでしょう)

クラウドファンディングは「新製品の開発」などの理由があれば、応募しやすいかもしれません。

その他、今の事業に対して自治体の助成金や補助金が出ないか聞いてみるのも一つの手です。

最後の手は「私募債」になると思われます。

ファクタリング会社に分割支払いが出来ないか話しをしてみる

ファクタリング以外の資金調達がどうしても難しい場合は、ファクタリング会社に理由を話し「現在残っている売掛金の返済を、分割支払いに出来ないか」相談してみましょう。

通常、ファクタリング専門の会社は「貸金業登録」をしていないため、分割支払いは難しいです。

しかし、貸金業も行なっているファクタリング会社であれば、分割支払いに対応してくれるかもしれません。

売上金を支払えないとファクタリング会社は「債権譲渡通知を売掛先に内容証明で通知する」と言うかもしれませんが、ある程度覚悟しておきましょう。

弁護士に相談して任意整理の手続きをする

ファクタリング会社への交渉も上手く行きそうにない場合は、弁護士に相談して任意整理の手続きをすることになります。

任意整理とは「債務整理」の一つで、借金の減額や金利の引き直しなどを交渉することによって、毎月の返済金額を減額することです。

生活に支障のない範囲での返済に切り替えてもらうことによって、ファクタリングを止めることが可能です。

2社間ファクタリングは「売掛債権の売買」と言いながらも、最後、利用者がファクタリング会社へ売上金を返済する貸金業に近い方法を取っています。

ファクタリングについて明確な法律が無いので、もし「貸金業」と判断された場合は、今までの金利手数料分が「過払い金」として戻ってくる可能性もあります。

 

ファクタリングでよくある質問

最後にファクタリングでよくある質問について回答します。

もし、当サイトを見ても分からないことや足りない内容・疑問に思うことがあれば、ページ一番下の「レビューを書く」から投稿してください。

 

過去の未回収債権・回収遅延債権はファクタリングが使えるか

過去の「未回収債権」・「回収遅延債権」をファクタリングで現金化することはできません。

回収できる見込みが非常に高い場合は可能かもしれませんが、回収できるか分からない売掛債権をファクタリング会社が認める可能性はほとんど無いでしょう。

 

ファクタリングの最新ニュース(プレスリリース)をチェックしたい

ファクタリング情報を定期的に配信しているウェブサイトはありませんが、PR TIMESなどで最新情報を得ることが出来ます。

一度チェックしてみると良いでしょう。

 

ファクタリングに詳しい税理士を紹介してほしい

「ファクタリングについて詳しい税理士を紹介してほしい」という方はコチラの税理士をおすすめします。

 

ファクタリングまとめ

ファクタリングについての情報を盛りだくさんで紹介して来ました。

ファクタリングは短期で担保なしで資金調達でき、融資ではないため、会計処理上に悪い影響を与えません。

ぜひ一度、ファクタリング会社を利用してみると良いでしょう。

ファクタリングについての口コミ情報・使ってみたレビューがある人は下記のコメントから書き込んでください。

きっと多くの方のファクタリング会社選びの参考になると思います。

その他、ご意見・ご質問がある方や、間違った情報を指摘してくれる方もコメントからお願いします。

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